過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
1- 20
381: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/17(月) 09:45:56.58 ID:TGLi8lbx0

箒「あ…………」

鈴「あーあ、めんどくさかった。シャルロットの相手もしてきたっていうのに、本当に大変よ」

簪「本当にお疲れ様、鈴」ニコッ

セシリア「こちらもようやく落ち着きましたわ」

箒「な、何……?」

シャル「…………こういう時こそ、結束が大事なんだよね」ニコー

シャル「それに、一夏はずっと箒のことを気にかけていたし、僕としても一人にさせちゃいけないって…………」

箒「けど、一夏は――――――」

シャル「 生 き て る ! 」

箒「!?」

シャル「そう信じて、帰りを待つことにしたんだ」

シャル「だから、一夏が帰ってきてがっかりしないように、今はみんなと協力して笑顔で迎えられるようにしたいんだ」ニコニコー

箒「シャルロット…………」

箒「だが、私のせいで――――――」

ラウラ「自惚れるな、ルーキー!」

箒「!」

ラウラ「新兵のお前に、私はそこまで期待などしていなかった」

箒「…………」
            ・・・・・・・・
ラウラ「だから、…………むしろよくやったとは思っている」

箒「…………ラウラ」

ラウラ「さあ、こっちに来い。一緒に夜を過ごす準備をするんだ」

シャル「ね?」

箒「…………」グスン

箒「ありが、とう…………」ポロポロ

箒「こんな私だが、仲間に入れてくれるのか……?」

鈴「あったりまえじゃない!」ニコニコー

鈴「一夏だったらそういう決まってる! だから一夏は、あんたをあんなにも気にかけていたんじゃない」

鈴「それは私たちだって同じよ。みんな、一夏がいたからこうして知り合えたんだから」

箒「はは……、なんで今まで気づかなかったんだろう?」

箒「そうか。本当は私が――――――」

箒「うわああああああああああああ!」

鈴「ヨシヨシ」


セシリア「何とかなりましたわね」ヒソヒソ

簪「うん。二人共、一夏に指輪を渡すぐらいだったから…………」ヒソヒソ

セシリア「けれど、確かにクルものがありますわね……」ヒソヒソ

簪「そうだよね。私たちが一夏と一番付き合いが長いだけにね……」ヒソヒソ

セシリア「一番辛いはずの鈴さんも辛いのを必死にこらえているのですから、私たちも――――――」ヒソヒソ

簪「うん。――――――仲間として、ね」ヒソヒソ





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
431Res/686.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice