過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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51: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/07(金) 09:34:28.80 ID:esIQ1gOT0

一夏「くそっ! 卑怯だぞ!(試合開始のアナウンスなんてまだだろう!)」クルッ

セシリア「む……(――――――体勢を立て直すのが想像以上に速い!? 明らかに初心者離れした動きですわ)」

――――――

本音「おー」

簪「練習の成果が出たね、織斑くん」

――――――

一夏「うわあっと!(副所長が言った通り、本当にギリギリの調整だ! 俺がしっかりしないと確実に敗ける!)」

セシリア「さあ、踊りなさい! 私、セシリア・オルコットと『ブルー・ティアーズ』が奏でるワルツで!」バヒュン、バヒュン!

一夏「くぅ……(4発に1発中てられるんじゃジリ貧だ。とにかく中らないように近づくんだ!)」

セシリア「遠距離射撃型の私に、訓練機が近づけるとお思い?」


セシリア「笑止ですわ!」

            ・・・
一夏「おっと!(まだだ。奥の手を使うタイミングはここじゃない! もっと近づいて、相手の気を逸らすんだ!)」

――――――

鈴「…………よく粘るわね、一夏」

使丁「ああ。操作感覚がわからないからどうとも言えないが、ISドライバー歴1週間の動きじゃないことは俺でもわかる」

――――――

山田「凄いですね。ここまで粘り強く戦えるなんて……」

副所長「そこまで意外でもないよ」

千冬「ふん。お前らしいやり方だな、“プロフェッサー”?」

副所長「どうもどうも」

山田「えと……、何をしたんです、織斑くんに?」

副所長「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」

副所長「そして、“口は災いのもと”ってことさ」

山田「な、なるほど…………」

千冬「薄く広く『ブルー・ティアーズ』対策に必要な技能を教えこんだ後は、モチベーションを高めて勢いで実力差をカバーしたといったところか」

副所長「ああ……、さすがは人を育てる人種だわ。昔だったら考えつかなかったろうに、今では俺の考えていることが理解できるか…………」

千冬「甘く見るなよ」

副所長「へいへい。さすがは姐御だ」

千冬「だが、お前のやることだ。普通にやったら勝てないこの勝負をどうひっくり返すつもりでいる?」

副所長「それは、まあ見てからのお楽しみということで」

千冬「…………」

――――――


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