過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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72: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/07(金) 09:50:33.51 ID:kNwJPS9B0
――――――

副所長「さて、そろそろ決着――――――」

ピィピィピィピィ!

山田「システム破損! 何者かがアリーナの遮断シールドを貫通してきたみたいです」

副所長「なんと!?」

千冬「――――――試合中止!」ガチャ

千冬「オルコット、凰! 直ちに退避しろ!」

山田「直ちに、待機していた鎮圧部隊は出撃を!」

山田「先生たちは生徒の避難を――――――!」

副所長「おっとそれはできねえみたいだぞ?」カタカタカタ・・・

山田「え…………?」

副所長「アリーナ全体が非常事態対応でシャッターが降りて、来賓も生徒も鎮圧部隊も立ち竦んでいる」カタカタカタ・・・

副所長「俺の方でアリーナのコントロールを取り戻してみる」カタカタカタ・・・

副所長「いいな?」カタカタカタ・・・

千冬「わかった、協力してもらう」

山田「お、織斑先生!?」

千冬「――――――非常事態だ」

副所長「よし、それなら話は早い。まずは生徒たちの避難だ」ピッ

副所長「聞こえるか、簪ちゃん!」
副所長「構わねえ。お許しが出た。荷電粒子砲『春雷』で隔壁をぶち抜け!」
副所長「その後は、鎮圧部隊の突入のために回ってもらう」

副所長「よし、避難誘導のアナウンスだ、織斑先生! パニックに陥っている生徒たちを従わせろ」

千冬「うむ」

山田「織斑先生! オルコットさんと凰さんが所属不明のISに襲われています!」

千冬「くっ! 山田先生は二人に退避を指示! そして、所属不明機に呼びかけろ!」

山田「わ、わかりました。――――――オルコットさん、凰さん!」ピッ


副所長「やつめ! ここまで高度なクラッキング機能を搭載しているというのか!?」カタカタカタ・・・

副所長「3年の精鋭たちもシステム回復のために一斉にやっているというのに、何だこのクラッキングの勢いは――――――!?」カタカタカタ・・・

副所長「(いや…………、待て)」

副所長「(突入してきてすぐにアリーナの機能が奪われた上に、そしてこれだけ同時にシステム回復に力を入れているのに、一向に埒が明かないだと!?)」

副所長「(どういうことだ? ISにそこまでの処理能力はないはずだ! 電子戦と白兵戦を両立できないのが常識だ)」

副所長「(そうか、ISからではないな! となると――――――)」

副所長「(まさか、この襲撃の意味は――――――!? そして、黒幕は――――――!?)」


山田「あれ? ――――――反応が1つ増えた? …………すでに突入に成功した機体が?」


――――――――――――


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