過去ログ - さやか「もう少しだけ、この優しい夢を…」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/11(火) 19:43:20.71 ID:t+8H5zer0
ー燃えるような色の髪を靡かせながら、慌てて教室を後にすり彼女を見送ると、さやかはそっと息を吐いた。
夕べといい、今朝といい、如何せんおかしな様子ばかり見せている気がする。
この世界が好きだと言う彼女に、真実わ話す事はとても残酷な気がして、やはりまだ自分の中だけに留めておくべきかもと、結局まだ躊躇ったままだった。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/11(火) 19:44:28.35 ID:t+8H5zer0
あれから教室を出入りする人間は大勢いたが、その人物だけは、嫌でも目に入ってしまう。
杏子が赤い髪をそうさせていたように、その人物は黒い髪を靡かせながら教室を出ていった。
ー暁美 ほむら
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 12:14:11.30 ID:7HL3UdlrO
ー彼女はよそ見する事なく、こちらに気付く事なく、真っ直ぐどこかへ向かって歩いていた。
その真っ黒な長い髪をジッと見つめながら、さやかはその後を着いて行く。
以下略
18
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 12:15:00.72 ID:7HL3UdlrO
すぐ後ろで聞こえた自分の名前に、反射的に振り返ると、そこには中身がぱんぱんに詰まった購買の紙袋を抱えた杏子が立っていた。
「…今日は屋上には行かないんじゃなかったのか?」
「え?あー…うん。」
以下略
19
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 12:16:01.85 ID:7HL3UdlrO
「ちょっと、外の空気吸いたくてさ…」
我ながら少し苦しい言い訳に思えたが、それ以外に何と説明して良いのか思いつかなかった。
以下略
20
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/03/12(水) 12:47:16.55 ID:IIEAr9FR0
ほう、杏さやか
21
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 12:50:29.17 ID:NCFFC0Cr0
i.imgur.com
22
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/03/13(木) 09:20:08.03 ID:PKT9o32jo
期待
23
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/13(木) 16:17:56.68 ID:v2LhLU5t0
「好き」
迷いなく答えたその言葉に、逆に問いかけてきた人物の方が戸惑っているように見えた。
以下略
24
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 16:19:44.95 ID:v2LhLU5t0
ー*ー*ー*ー
ー遅いスタートにも関わらず手に入れた、大量の戦利品に満足して友人達の待つ教室へと向かう。
(…さやか?)
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 16:21:27.53 ID:v2LhLU5t0
今にも、その一歩を踏み出そうとする彼女の名前を呼んだのは、ほとんど無意識で…
そのまま行って欲しくないという気持ちの方が、今の自分の中では大きかった。
「さやかさ…」
以下略
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