153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/27(日) 17:34:50.39 ID:nZNVpcJh0
――言っても、いいだろう。
こうやって、事務所のアイドル達だけで集まるのは、幾日振りだろうか。
以前迄はちょくちょくこうして飲み食いをしていた訳だが、『あの出来事』以来、自粛的なムードが、彼女達の周囲にはあった。
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2014/04/27(日) 17:35:30.35 ID:nZNVpcJh0
様々な、そう、正しく様々なことを、少女たちは語り合った。
アイドルのこと。仕事のこと。学校のこと。勉強のこと。
――件の男と、ちひろのこと。
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2014/04/27(日) 17:36:02.71 ID:nZNVpcJh0
「よぉし、よしよし!」
「きゃあ!」
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2014/04/27(日) 17:36:46.76 ID:nZNVpcJh0
女子会は、そのままの勢いで、更にカオスになり、やがては落ち着いて言った。
卯月はぎゅうっと三人を抱きしめて。
まゆと智絵里は、心を曝け出して。
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/27(日) 17:37:44.92 ID:nZNVpcJh0
08:アイアン・ソウル
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2014/04/27(日) 17:38:21.76 ID:nZNVpcJh0
例えば卯月。
彼女は言ってしまえば概念的な普遍だ。
変わらない。変われない。変わる事なぞ有り得ない。最早『そう言う人間』としか言い様がない、絶対の直線。それが彼女。
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/27(日) 17:39:02.98 ID:nZNVpcJh0
しかし、である。
幸子の心は、らしくなくブレが見えていた。
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/27(日) 17:40:08.86 ID:nZNVpcJh0
――すぅ、と息を吸う。
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2014/04/27(日) 17:40:39.65 ID:nZNVpcJh0
「どこって……みくさん、どこだと思います?」
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2014/04/27(日) 17:41:49.08 ID:nZNVpcJh0
みくは、遠くを見る様に目を細めた。
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