過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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120:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:22:36.49 ID:ygwalSWe0
オリジナルの御坂美琴は中学三年生になっているが、ミサカミコト達はボディこそ中学三年生相当であるものの、
橙子のがアレイスターから受け取った『素材』の内容の問題で、
記憶や精神力は中学二年生当時の状態のままなのである。

かつて麦野がたまたまサンドリヨンを作り上げてしまうことになったとき、
あのサンドリヨンは元のサンドリヨンの記憶を保持していた。

ミサカミコトとアクセラレータがこれまでの御坂美琴の記憶を保持していたら困るので、アレイスターは橙子に依頼したのだ。

そんなミサカミコトの精神力は、
かつて御坂美琴がアクセラレータが、
第一位と知り勝てるはずもなく絶望して妹達(シスターズ)を救うために死を選んだ時でさえ、
ミサカミコトは絶望こそしていたもののそれでも『妹達を助けたい』という心は、その精神力は生きていた。

ただ、そのあまりに強すぎる精神力が、悲劇を招く。

もしミサカミコトが128の戦いの中で、一度でも涙を流して地にへたりこみ、
『もう戦いたくない』とアクセラレータに訴え叫んでいたのなら。



悲劇は、そこで、止まっていたのかもしれない―――







そして。
ミサカミコトは気づいていなかった。

自身が殺された回数が、とうとう126回に到達していた事に。


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