過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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252:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:19:00.99 ID:a2xbEWtP0
同時刻・第七学区のとある道

「―――橙子さん、なぜ乗り物を使わないんですかね」

窓の無いビルに向かうと言ったは良いのだが、なぜか歩きなのだ。

「今は厳戒体制ですから、道は空いてるんじゃ―――」

「相変わらず考察力には欠けるな、黒桐。いいか、最大の厳戒体制が敷かれてる間、全ての生徒や職員は避難しなければならない。
従って、確かに道路はがら空きだが―――そこに突然車やハーレーが走ってみろ、目立つどころの騒ぎじゃないぞ。
駆り出されずに待機しているアンチスキルの目に止まって面倒なことになるのは目に見えているじゃないか」

確かに、言われてみたらその通りだ。そういえば僕らのIDは特別らしいし、見つかれば厄介か―――

…というか、僕や式は普通のIDだけど、橙子さんは偽造だったような。確か、この街に居たと言う明らかな痕跡を残してしまうとまずいから、といって。本音はそっちなんじゃ―――まあ、別に構わないけれど。


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