過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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285:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:03:06.87 ID:gUNVYqIl0
式は散歩するような自然な足取りで、再びアクセラレータに向かって適度な距離まで歩く。

「へェ…やるじゃねェか。どんな手品を使ったんだァ?」

式は眼をゆっくり閉じて、口を開く。

「簡単だよ。オレとあの『黒』との間に働く力をまずは殺した。―――それから、『黒』そのものを殺した」


まず、それから、なんていうが、実際式はその二つを一太刀でやってのけている。


そう言いながら、式は正眼の構えをとる。


「――――おまえ、嘘が下手なわりには嘘ばかりつくんだな」

「あァ?」

アクセラレータは怪訝な顔をする。

「何を壊したって救われないって、知ってるくせにさ。
      、、、、、、、、、、
―――オレは今のそういうおまえが『有る』のがなんだか許せない。だから、やっぱり殺すよ」

式がひどく冷たい殺気を放つ。それは、チリチリとアクセラレータの肌を焼いていくような殺気。テレズマで満ちている大気さえも震えを止めてしまうような。
上条達も、その場から一歩も動けなくなっていた。

再び、式が正眼の構えをとり直す。

上条は一人で戦うな、式―――と声をかけようとしたが。

     、、、、、、、、、、、、、、、、
そこには、上条当麻の知る式は既に居なかった―――――


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