過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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291:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:10:34.48 ID:gUNVYqIl0
「確かにあれじゃあ、筋肉の活動の仕方も常識じゃあり得ないし………自己暗示で戦闘用に自分の体を部品交換してるってわけか」

「あァ、あの女にすりゃ、10メートルまでなら一歩で踏み込めるだろォよ。その作り替えのスイッチが、あの構え。―――正眼。基本にして最強とされる構えだ」

「とんでもない人がいたものね……あの反則じみた身体能力と身のこなしが一切能力に関係無い、元々のものだっていうんだから。
それでいてあんなに綺麗な戦い方、私みたことないわよ。でも、あの、何でも斬る力は――――?」

ああ、と今度は上条が答える。

「直死の魔眼、って言うらしい。早い話、概念だろうとなんだろうと殺せるそうだ」

―――オレの力以上にチートじゃねェか、と一方通行は言いたくなったがなんとか飲み込んだ。



「直死の魔眼、ね―――絶対能力者とまともに戦えるなんて。もしかしてあの人、level5の第六位なんじゃないの?」

これは、口には出さないが一方通行も疑っていた。が、上条によってその疑心はぶち殺される。

「でも、式はlevel4だそうだぞ」

「「はあ(ァ)!?」」

まあ、当然と言えば当然のリアクションである。なぜって―――

「あんなチートとまともに戦ってる、いや圧倒できる人がlevel4なの!?はっきりいって、私や一方通行より強いわよあの人!?」

「もっともだけど、んなこと言われても知らねぇよ…とにかくアイツは長点上機の三年生で、“直死の魔眼”のlevel4だってさ。エレクトロマスターみたいな名前は無しで、そのまま直死の魔眼。」

「――――、」

長点上機。一方通行も一応席だけ置いている学校だ。まともに行ったことはないが――――課題を終えてから研修が始まるまでの間に一度あの女を訪れてみようか、とこのとき一方通行は思ったのだった。


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