過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
1- 20
298:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:18:57.19 ID:gUNVYqIl0
―――ああ、そうか。あの光の大剣に全エネルギーを注ぎ込んで、負けた。いや―――殺されたのか。この女は、神さえ殺すというのだから。

「………俺の敗けだ。殺すンだろ?何してやがる―――早く殺せ」

そうぶっきらぼうにアクセラレータが言うと、ああ、と言って女が刀を抜く。

―――式の眼が、再び直死の魔眼に切り替わる。

これで、すべてが終わる―――そう思っていると、式が話しかけてくる。

「―――死にたいのか」

「――――、」

この女は、いちいち自分の突かれたくないところばかり突いてくる。なんだというんだ。

「さてな、わからねェ。けど――――生きていたいとは、もォ思えねェんだ」

「そうか。忘れてた―――おまえは、うそつきなんだった」

チャキ、と刀が音を鳴らす。

「じゃあ、これでアクセラレータとはおさらばだ―――なにか言い残したいことは」

アクセラレータ、とは能力の事だろう。発現してから今まで、ずっと己を苦しめてきたアクセラレータ。
常に誰かを傷つけてきたアクセラレータ。そんなアクセラレータと、死をもってようやく別れることができる。
だから、言うことなら、1つしかない。それは――――


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
547Res/405.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice