過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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496:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/05/27(火) 00:13:25.15 ID:5+W0lJ+vo
「いつもこうですの。他の人のお見舞いならば注意致しますが、私の病室ですので大丈夫ですの。私も目覚めてしまいましたし」


この病院は各部屋完全に防音なので、隣の部屋に騒ぎが聞こえることはない。故に懸念すべき点は、同室の病人や怪我人の迷惑にならないかという事に限られる。…しっかり騒ぎで起こしてしまったけれど。


「ごめんね黒子ちゃん。起こしてしまって」

「いいえ、気にしないでくださいな。悪いのはそこの二人ですの」


ジトー…と、初春と佐天を見る白井。


「あ、あはは……ごめんなさい」

「すみません白井さん…」


誤魔化すような笑みを浮かべながら左手で後頭部を擦る仕草をする佐天と、ペコリと小さく頭を下げる初春をみて、白井は小さく笑うと、

「元気みたいで何よりですの。……来てくれてありがとうございますの」

それを聞いた初春は、思い出したかのように白井への態度が変わる。

「当たり前じゃないですか!心配したんですよ!?」

「……そのわりには、私の怪我になかなか触れませんでしたのね」

「そ、それは〜…」

たじろぐ飾利ちゃんをみて、ちょこっとムスッとした黒子ちゃん。…やっぱりまだ中学二年生だよなあ。




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