過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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519:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/06/30(月) 00:44:51.54 ID:+rZW78pIo

「白井、さん……本当に、こんな………?」

声が震えている。

「残念ながら本当ですの、初春。――私だって未だに信じられませんわ。こんな生き物がいて、しかも襲われるだなんて。しかも、風紀委員ばかり――――」

「白井」

いつのまにか魔眼から目を標準状態へ戻した式が、まったく胸の内を読ませない無表情で白井に問うた。

「おまえ、昨日一日なにしてた?」

一瞬きょとん、とした白井だったが、すぐに意図に気づいた。

「……昨日は、授業後すぐに支部に行って、デスクワークをしておりましたの。そのうち、あちこちの支部で多数の風紀委員が欠席・音信不通という知らせが各支部に届きましたの。それで固法先輩と初春は電脳世界から、私は能力で現実から斬り込んで調査することにしましたの。そして―――私はこの化け物に遭遇し、交戦しましたわ。どこに鉄釘を刺してもまるで応えず、空き缶を化け物の胸部にテレポートしてやっても死ぬことは――――」

「―――あの、ちょっといいですか?」

はっとしたように話を遮ったのは、初春。





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