過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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55:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:58:40.17 ID:ygwalSWe0
だが、この病院での会話でアレイスターにバレてしまうのは秒読みである。
蒼崎燈子が知るとすれば、世界中の魔術師の誰かに聞くしかないのだから。
可能性をあげていけば、必ず最大主教も候補には上がるのだ。かといって、なにか起きるわけでもないが。

「インデックス、か。ふうん。」

「……インデックスの事も知ってんだな。トーコ、っていってたな。そいつから聞いたのか?」

「ああ。……それよりその右手。本当に線がない。初めから死んでいるみたいだ」

「……とにかく、この右手をどうしたいんだ。ほしいのか?潰したいのか?」

「―――場合によっては殺そうかと思った」

鋭い視線が上条を射抜く。

「でも、いい。殺す価値なんてない。そんなものを殺せたって、意味がない。ただ、確かめたかっただけだ。じゃあな」

そういってゆっくり立ち去ろうとする式を、上条は呼び止める。

「待てよ。昨日の通り魔をあっさり斬ったよな、お前」

それを聞いた式は、眼をぱちくりさせて。

「なんだ、まだ気にしてたのか?あんなの」

「あんなの、じゃないだろ?お前、直死の魔眼なんてものをもって、その力で普段からあんなことやってるのかよ?」


ちなみにであるが、あの通り魔の腕に関しては、くっ付けられないという意味では、カエル顔の医者の三度目の敗北となった。

インデックスのいう通り、死んだものは治せないのだ。

結局、男は義手になった。



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