過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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97:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 19:26:15.73 ID:ygwalSWe0
同時刻、短めに切り整えられたシャンパンゴールドの美しい髪を持つある少女が覚醒した。


―――ここは?
わたし、何をしていたっけ?
そう、木山春代一連の事件が終わって、寮に帰って――

……それからの記憶がない。どうしてこんなところに?いや、考えていても仕方ない。とにかくここから――

『おはよう、ミサカミコト君』

不意に背後から声。
ここの研究員らしい。

『……誰よ、あんた。ここはどこ?何を企んでるのかしら?場合によっては―――』

紫電をバチバチと発現させ、威嚇するミサカミコト。

男はクックッと笑いを溢し、なにも知らぬ少女を嘲るように言う。

『悪いが君に教えることはなにもないんだよ、レールガン。』

パチン、と指を鳴らす。すると―――

ミサカミコト『AIM、ジャマー―――!?』

あれはレベル5に効く代物ではなかったはずだ。改良を施したらしい。
頭が割れるようにいたい。能力が、使えない。

『ここから出る方法だけ教えてあげよう』

男がニヤリと笑う。………気色悪い。

ミサカミコト『まるで何かのゲームね。―――いいわ、乗ってあげる。それが嘘でも、自力で脱出すればいいんだしね。暇潰しくらいにはなるわ』

あくまで強気である。この精神力こそが、御坂美琴がレベル5になれた大きな要因だ。




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