11: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/12(水) 21:55:25.29 ID:FuxSu5/ao
 二人はもう数回、言葉を交わす。 
  
 杏子「──と」 
  
 その途中で杏子が小さな声を上げると、携帯を取り出す。 
  
 話に集中していて気付かなかった彼女だが、どうやら同じ人から何度も着信があったようだ。 
  
 杏子「さやかからだな」 
  
 美樹さやか。 
  
 現在、杏子が居候させて貰っている家の娘であり、 
 かつては、『円環の理』と呼ばれる概念に導かれてその一部となった少女なのだが…… 
  
 今は、杏子やマミと同じく人としての命を持つ魔法少女。 
  
 彼女は、杏子が朝早い時間になにも言わずに出て来てしまったので、怒りつつも心配しているのだろう。 
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