過去ログ - 杏子「そして……叛逆の物語」
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67: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:35:38.88 ID:MWIa//Ng0
まどか「ありがとう」

杏子「うん? どうした急に」

まどか「わたしに優しくしてくれて」
以下略



68: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:37:12.17 ID:MWIa//Ng0
まどか「そんな事ないよ」

杏子「謙遜も度が過ぎると嫌味だぞ、まったく」

実際、まどかは転校してきてからすぐにクラスに馴染み、今はクラスメートのみんなから好かれる少女となっていた。
以下略



69: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:40:04.80 ID:MWIa//Ng0
まどか「でもね、今こうして楽しい毎日を過ごせているのは……
杏子ちゃんたちが居てくれたからなんだよ」

まどかは言う。そうやってみんなが手を引いてくれたから、今の幸せがあるんだよ、と。

以下略



70: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:41:32.91 ID:MWIa//Ng0
まどか「うん……
でもね、ありがとう」

杏子「っだーっもうやめやめ! あたしはこういうのは苦手なんだっ!」

以下略



71: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:43:20.54 ID:MWIa//Ng0
まどか「えへへっ、でもやっぱりこういうのは恥ずかしくって……なかなか、ね」

杏子「あー、それはわかる。
人に感謝するとかって照れくさいんだよなー。
本気であればあるほどさ」
以下略



72: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:45:55.72 ID:MWIa//Ng0
杏子(……なあほむら、あたしは……あたしとまどかは、この世界が好きだよ。
ううん、あたしだけじゃない。
マミも、きっと仁美も、恭介のヤツだって。さやかだってそうさ)

人ならざる存在になった者や、かつて命を失った存在がこうやって共に笑顔で過ごせる世界。
以下略



73: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:48:16.74 ID:MWIa//Ng0
まどか「ほむらちゃんとも、こうやって放課後も遊べれば良いのになぁ」

杏子「ははっ、あいつは付き合いが悪いからな。
昼をよく一緒にするようになっただけで、結構な進歩だよ」

以下略



74: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:51:07.81 ID:MWIa//Ng0
─────────────────────

杏子「ふうーっ」

あれから家に帰り、次の日の準備などをしてからの入浴後。
以下略



75: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:52:08.55 ID:MWIa//Ng0
杏子「……ダメだ。こんな事考えてたって仕方ねぇ」

大きく頭を振り、杏子が思ったその時。

部屋の暗がりから──
以下略



76: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:54:28.79 ID:MWIa//Ng0
キュゥべえ「やあ」

キュゥべえ──インキュベーターだった。

宇宙存続に必要なエネルギーを集める為に動いている、地球外生命体。
以下略



77: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:56:16.02 ID:MWIa//Ng0
杏子(思えば──あたしがさやかの家に居候させて貰ってるのもだが──
この時点で、もうどうしようもなくおかしかったんだよな。)

本来、魔法少女という存在になるには、キュゥべえと『契約』をしなければならない。

以下略



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