過去ログ - 杏子「そして……叛逆の物語」
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92: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:35:42.52 ID:MWIa//Ng0
キュゥべえ「奴隷になっている個体は、その役割故に誰よりも近くで彼女を見てきたからね」

だから、奴隷のキュゥべえはかなり早い段階で気付いた。

悪魔・ほむらがとても不安定で危うい状況・存在であり、彼女の力がどんどん弱まっていってるのに。
以下略



93: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:38:13.83 ID:MWIa//Ng0
まどかしか見てないから。

だから、まどかの存在しない地球外に自分の力が及ばなくなってるのも気付いてないし、
自分自身の事すらも注意がいかなくなってたのさ。

以下略



94: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:41:13.95 ID:MWIa//Ng0
キュゥべえ「……あれはいつだったか……
宇宙再編からまだ間も無い夜の、とある崖の上での話だったかな?」

そこでボロ雑巾のようにされたあいつがほむらに視線をやった時、確かに確認したんだとさ。

以下略



95: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:43:37.08 ID:MWIa//Ng0
杏子「……お前は、この──まだ生きているほむらのテリトリーに入ってきても、
再びあいつの力に囚われる事はないのかい?」

キュゥべえ「ないようだね。
一度暁美ほむらの束縛から逃れた存在は、
以下略



96: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:46:01.10 ID:MWIa//Ng0
杏子「その根拠は? あったから地球に来ようと思ったんだろ?」

キュゥべえ「……正直言って、これに関しては根拠と呼べるほどのものは無かった。
今の暁美ほむらの状態なら、あるいは……と予測はしていたけれど」

以下略



97: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:49:46.54 ID:MWIa//Ng0
杏子「しかし、やっぱお前らしくねーな。そんな賭けをするなんて」

今回良い結果だったからよかったものの、もしこの個体が奴隷みたくされてたら、
それによってほむらにこいつらの動きを察知されちまってたかもしれないからな。

以下略



98: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:51:53.48 ID:MWIa//Ng0
……………………

………………

…………
以下略



99: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:54:08.91 ID:MWIa//Ng0
……………………

………………

…………
以下略



100: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:56:10.60 ID:MWIa//Ng0
キュゥべえ「まさか君が地球外からやってきた『佐倉杏子』とは考え辛いし、
この地球はまだ暁美ほむらの影響下にある。
どうやって僕のようにそれから抜け出したんだい?」

なにを考えてるのか読めない目で、キュゥべえはあたしを見つめてくる。
以下略



101: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:57:55.15 ID:MWIa//Ng0
キュゥべえ「……わかった。こちらとしては、君たちの力は絶対に必要なんだ。
この限られた時間で、僕たちに、僕たちだけで暁美ほむらをなんとかする力はたぶん無い。
君が言いたくない事は聞かないよ」

杏子「ああ、そうしてくれ」
以下略



102: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:59:33.41 ID:MWIa//Ng0
杏子「……で、何度も話に出てきた『時間が無い』ってのは?」

キュゥべえ「僕たちの考えだと、近いうちに暁美ほむらはその力を完全に失い、その身に宿る『闇』に呑まれる」

『闇』──それは悪魔・暁美ほむらを悪魔たらしめている『力』であり、
以下略



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