186:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/23(日) 03:55:06.96 ID:/rkIDn0Q0
勇者「俺を油断させて殺すつもりか?」
ろり婆「そんなことするか!」
勇者「なら正直に全て話せ」
ろり婆「……」
勇者「どうしても話さんなら、俺はここでお前を殺す」クビツカミ
ろり婆「殺すとかいうな!!!」
勇者「なら話せ」
ろり婆「……」グス
勇者「あ?泣いても俺は容赦せんぞ」グッ
ろり婆「うちは…お前さんが好きじゃから…」グス
勇者「話さんと大嫌いになるぞ」ググ…
ろり婆「っ!!!」
勇者「ちっ!」テヲハナス
ろり婆「けほっこほっ!」
勇者「……頼むから話してくれ」
ろり婆「……うちが」
勇者「……」
ろり婆「うちが魔王じゃ……」
勇者「……はぁ」タメイキ
ろり婆「……」
勇者「で?目的は?」
ろり婆「世界平和の維持……」
勇者「は!?」
ろり婆「嘘じゃないぞ!」
勇者「じゃあ最初から正直にそう話せよ!」
ろり婆「正直に話したとて絶対信じてくれんし!うちのこと……嫌いになるじゃろ……」
勇者「あー!そんなくだんねーことかよ!!!」
ろり婆「くだらんとはなんじゃ!」
勇者「確かにすぐ信じるのは難しい。でもな、嫌いにはならねえよ…なれるかよ」
ろり婆「うちを殺そうと思ったのはなぜじゃ?」
勇者「なぜって、もしお前が魔王で、この最後の街で勇者が死んだら世界はどうなる?」
ろり婆「そういうことか…」
勇者「はぁ…とりあえず、ごめんな。怖かったろ」ギュ、ナデナデ
ろり婆「うん、ありがとう…それと、うちの方こそごめんなさい」
勇者「ん。それで、詳しく聞かせてくれよ。お前の目的」
ろり婆「うむ」
勇者「のぼせない程度に、星を見ながらゆっくり話してくれ」
ろり婆「おぉ…綺麗な星空」
勇者「今さらかよ」
ろり婆「ずっとお前さんを見てたからな」フフ
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