過去ログ - 咲「駅まで送ってくれないかな?」京太郎「朝の五時なんだけど」
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5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/17(月) 20:51:05.63 ID:3l/f7apX0
京太郎「だから、抱き付いてくんなって! わかったよ、ぺったんこなんて言って悪かった。咲の胸は優希よりあるから!」

咲「どうして、そこで優希ちゃんの名前が出るのかなー?」ジロッ

京太郎「いや、それは――」

咲「京ちゃん、もしかして優希ちゃんと……」

京太郎「ばかっ、そんなわけねーだろ!」

咲「……ふふっ、そうだよね。京ちゃんが優希ちゃんとなんて……そんなの、ありえないよね……」ギュゥゥ

京太郎「ははっ、当たり前だろ――って、あの、咲さん、さっきより抱き付く力が強くなってる気がするんですけど?」

というか、角が背中に刺さってるんだが。

咲「えっ!? あっ、うっ、うぅっ、ち、違うのっ、これはっ、そのっ、ほ、ほらっ、もうちょっとで坂道が終わるから、ラストスパートだよっ」アセアセ

京太郎(何がラストスパートなんだか。ったく、こんな朝っぱらから一人で怒ったり焦ったり忙しい奴だなー)

そんなことを思いながら、それに付き合ってる自分も大概だなーなんて自転車を漕ぎつつ思う。

静かな街中、俺の自転車の耳障りな車輪の悲鳴だけが響いていた。



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