過去ログ - 咲「駅まで送ってくれないかな?」京太郎「朝の五時なんだけど」
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6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/17(月) 20:51:51.85 ID:3l/f7apX0
京太郎「…………」

咲「どうしたの、京ちゃん?」

京太郎「いや、まだ日も出てない朝っぱらだから仕方ないけど、町が静かすぎてさ」

京太郎(……なんか、こうしてると世界中に二人だけみたいだなって)

咲「ん? 何か言った? 聞こえなかったんだけど」

京太郎「な、何でもねえよ!」

咲「えー、意地悪しないで教えてよ〜」

京太郎「絶対教えないっ」

こんなこと教えるくらいなら、死んだ方がマシだっての。

咲「いいじゃん、教えてよ――あっ……」

京太郎「ん、どうしたんだよ? 何かあったの――うわ……すげえな」

それ以外の言葉がなかった。

坂道を上った俺たちを迎えてくれたのは――

咲「うん、朝焼けってこんなに綺麗なものだったんだね……」

京太郎「ああ、そうだな……」

今まで見たこともないくらい大きくて綺麗な朝焼けだった。



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