過去ログ - 偽街の子供達「ご主人様!」メガほむ「ご主人様!?」
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803:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/14(月) 00:51:12.96 ID:JEy+qJmK0

杏子「じゃあ何? 相談したら一緒に使い魔狩りをやめてくれたわけ? 違うだろ?」

マミ「……っ。でも、わたしは――」

杏子「はっ。そうだろうさ。あんたは魔法もろくに使えねぇ足手まといに向って、嫌な顔ひとつせずグリーフシードを分け与えてやるんだろう?
 あたしはあんたのそういうところがムカつくんだよ!」

マミ「……佐倉さ――」

杏子「別に魔法がどうだっていうのは関係ねーよ。お互いウマが合わねぇで片付いた話だってのに、過ぎたこと蒸し返してさ。……あんたは本当にいらねーお節介が好きだよな」

マミ「っ」

杏子「ものはついでだ。あたしも言いたかったこと言わせてもらうけどさ。昨日の戦いは何さ。アンタと美樹さやか。傍から見たら最悪のコンビだったよ?」

マミ「……」

杏子「昨日のことだって、グリーフシードを授業料としていただく代わりにあのヒヨッコに手本を見せてやっただけだっての。勝手におめでたい勘違いしてくれちゃってさ」

マミ「やっぱりあなた……」

杏子「――なんであんな奴、契約させたんだよ」

マミ「……ぁ」

杏子「あいつの願い、知ってたんだろ。他人のために祈ったあたしがどうなったか知ってるくせに、よく白々しくコンビなんて組めるよな」

マミ「それ、は……」

杏子「……あたしの時みたいに裏切られちまえばいいのさ」

マミ「美樹さんはそんな子じゃないわ!」

杏子「はっ。どうだかね。あいつ早くもやばそうじゃん?」

マミ「本気でそう思ってるの? あの子のことを悪く言うなら、許さない……!」

杏子「許さないならどうするんだい? やろうってんなら構えなよ」

マミ「……いえ、もうやめましょう。考えの及ばなかったわたしが悪かったわ」

杏子「……ぁ」

マミ「時間を取らせてしまってごめんなさいね。あなたには元の縄張りがあるでしょう? ……なるべく早くこの街から出て行って」

スタスタ

杏子「……くそっ」



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