1: ◆PBEgZx6.Rk[sage saga]
2014/03/21(金) 04:00:12.26 ID:nQrYk9UJ0
 
  
  
 書き溜めです、順次投下させて頂きます。 
  
 叛逆ネタを含みます。 
  
  
 
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:03:39.14 ID:nQrYk9UJ0
 第1話  天使と悪魔(サボり) 
  
  
  
 ───見滝原市某所、何処かの鉄塔上─── 
3: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:05:16.95 ID:nQrYk9UJ0
 ハァッ!   ドシュ!!  …   バキンッ!!  ウケケケケケ!!   ゴスッ!!  ウケッ!? 
  
 さやか「…お、2匹目」 
  
 ほむら「戦闘中に使い魔が魔女になるなんて、珍しいわね」 
4: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:06:17.42 ID:nQrYk9UJ0
 ズシャアアアアアアアアアン!!!   ウギャアアアア!!?   マダマダァ!! 
  
 さやか「…まどかってさぁ」 
  
 ほむら「何よ?」 
5: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:08:47.81 ID:nQrYk9UJ0
 ホラッ!!   オソイッ!!   ゴシャアアアアッ!!!!   ウケェエエエエエ!!?? 
  
 ほむら「女神よ」 
  
 さやか「間違っちゃいないんだろうけどさぁ…」 
6: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:10:11.02 ID:nQrYk9UJ0
 さやか「まどかが最初に魔法少女になったとき、弓持ってたと思うんだけど」 
  
 ほむら「いつの時間軸でもそうよ」 
  
 ほむら「遠距離支援型。前衛はほとんど、貴女の役目だったわね」 
7: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:12:47.81 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「魔力、有り余っているのでしょうね。ある意味羨ましいわ」 
  
 さやか「あたしなんか杏子に節約しろ節約って散々言われてんのに…」 
  
 ほむら「それが普通よ。特に貴女は傷を受けたら自動で即回復してしまうから、余計にね」 
8: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:15:50.82 ID:nQrYk9UJ0
 さやか「ほむらも…さ、たいへんだったよね」 
  
 ほむら「私は、いつも自分の願いのために戦った。それだけよ」 
  
 さやか「そうだけどさ…うーんと、今だから解るけど、あたしとほむらの願いって似てると思うんだ」 
9: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:17:47.38 ID:nQrYk9UJ0
  
  
  
 ヒュンッ…   ッガアアアアアアアアアアアアンンンン!!!! 
  
10: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:18:59.94 ID:nQrYk9UJ0
 杏子「おいーす」 
  
 さやか「杏子ー!おはよ!」 
  
 ほむら「こんにちは」 
11: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:20:39.38 ID:nQrYk9UJ0
 ガガガガガガガッ!!!  ソーッレッ!!!  ドゴオオオオオン!!!     ケフッ!?ガッ!?ケヘ!?ゲヒャアアアアア!!!?? 
  
 ほむら「いやだって…杏子、あの中に入れる?」 
  
 杏子「…ねーな。巻き込まれんのはごめんだね」 
12: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:24:51.54 ID:nQrYk9UJ0
 ゴッ!!!   ゴッ!!!   ゴッ!!!   ゴッ!!!   ゴッ!!!   ゴンッ!!!   ゴキィッ!!!! 
  
 さやか「君がッ!泣くまでッ!殴るのをッ!やめないッ!」 
  
 ほむら「ぶふっw…ちょっとさやk…やめなっ、さいw」 
13: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:26:42.65 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「杏子もだいぶ落ち着いたわね」 
  
 さやか「さすがの杏子も、アレにはね。まーしょーがないよー」 
  
 ほむら「巴マミよりずっとマシよ…あら?」 
14: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:30:43.94 ID:nQrYk9UJ0
 まどか「ほむらちゃんただいま!さやかちゃんもおつかれさま!」 
  
 ほむら「まどかぁー!」ダキッ 
  
 さやか「おつかれー。さっきの矢はこわかったぞー」 
15: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:34:30.69 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「まどかも巴マミの家に行くでしょう?」 
  
 まどか「あ!うん、お邪魔するんだけど、そのまえにパパに頼まれたおつかいに行かないといけないんだ」 
  
 ほむら「あら、じゃあ一緒に行くわ」 
16: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:36:16.85 ID:nQrYk9UJ0
 さやか「詢子さんに会いたくないって、なにかあったの?」 
  
 ほむら「まどほむ現場を見られた」 
  
 さやか「Oh…」 
17: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:36:57.10 ID:nQrYk9UJ0
 さやか「それで?まどかとは上手くいってるんでしょ?」 
  
 ほむら「上手くなんて生易しいもんじゃないわ。ラヴラヴよ」 
  
 さやか「はいはい…でも、迷ってるんでしょ?」 
18: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:42:52.04 ID:nQrYk9UJ0
 第2話  昨日の晩飯が思い出せない 
  
  
  
 鹿目まどか 
19: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:47:37.74 ID:nQrYk9UJ0
  
  
  
 『全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で』 
  
20: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:48:26.27 ID:nQrYk9UJ0
 さやか「なんで…だろうね?」 
  
 ほむら「無意識とか直感とか…自分でもよく解らないのだけれど、 
  
 ほむら「私は間違いなく、まどかの願いを拒絶してしまったわ」 
21: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 04:50:09.75 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「…あの時間軸のまどかは、願いを叶えたあと宇宙を改変し、概念になった。」 
  
 さやか「…円環の理」 
  
 ほむら「…そうね。そしてその後『巻き戻さなかった』時間軸の私によって、強引に人間の生を与えられた…」 
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