過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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11:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/21(金) 14:51:03.59 ID:/saQhFkL0


2=002

眼が覚めると、知らない天井だった。

――眼が覚めると?

僕は幽霊だとか、化物だとか、オカルトちっくなものを信頼することはあるが、

地獄や天国をあるものを考える性質ではなかった。


人生にロマンは憑き物である。

そんなものがあるというのならば、まだ狐に化かされた方を僕は信頼する。

まるで僕がそんな所に、そんな場所に行き着いてしまったような、

たどり着いてしまったような、追い詰められたような、――若しくは、

僕が今だに、生き存えているかのような。


そんな馬鹿みたいな、阿呆な話。




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