過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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149:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:20:22.05 ID:gVMP//4S0


兎も角、これが最小限だったのか、それとももっときちんと避けられたのかは定かではないが、

僕は前に進んだ。

突きの体勢、その体勢から左足から崩れるミノタウロスの首を、

その上に被さった紙袋を取り払い、初めてその全貌を露にする。

鎖骨の辺りから上が硬い体毛で覆われ、耳があるであろう位置には牛を連想させる長い耳、

その上部には突き出た角が生えている。

悪意に満ちた目と興奮し釣り上がった口。

この世のものとは思えないものだった。



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