過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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48:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:41:45.93 ID:CZ9R4fGz0


2=010

「話を戻そうか」

眉を顰め、話題を戻そうと彼女は、

本当に思い出そうとしているようだった。

もっと別の場所で活かしてくれ。口には出さなかった。

「君はさ、幽霊だとか、そういうモノを信じるタイプかな」

豪快に笑った顔を元に戻し、彼女は僕にそう問い詰めた。

「――幽霊」

「うん、幽霊」

間髪を入れずに彼女は答える。




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