過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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113:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/25(火) 00:28:24.13 ID:OsGIcLWE0
妹「お兄ちゃんとの話はこれでお終い。ここからは、お前がどうしてくれるかを聞かせて欲しい」

妹「もし黙って自分からお兄ちゃんの傍を離れて行くのなら、今日のところは見逃す」

生徒会長「難しい相談ね、私には兄妹はいないからあなたが抱えた気持ちなんて理解できる気はしないわ」

生徒会長「それでも、あなたが必死に男くんを守りたかったという事だけは分かる。私も同じだもの」

妹「嘘つきッ!!お前はお兄ちゃんをかならず殺す!今は何もしなくても、いつか自分の為に絶対!」

男(二人の会話を僕はただ茫然と立ちつくして見ているだけだった)

男(僕だって妹が参加するなんて思いもしなかった。もし僕がそれに早く気づき、生徒会長と出会わなければ彼女と同じことをした筈だ)

男(だって、大切な家族なんだから。ずっと昔から仲良く暮らしてきた世界でたった一人の妹だ。戦いたくない…)

男(僕の『願い』は『能力者』となり、大会へ参加したことにより、皮肉にもすぐ叶えられてしまった)

男(だけど、参加してしまったことで…何てことだ。委員長が今朝僕へ言った通りだ、僕は周りの人間を『不幸』にさせている)

男「疫病神だ……僕は、どうしたらいいんだよぉぉぉ!?」

生徒会長「何も心配しないで、男くん。妹さん、私は考えを改める気はないの」

生徒会長「だけれど、あなたたち兄妹のために協力することは―――」

妹「―――『巻き戻れ時よ』、私のために!」




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