過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sagesaga]
2014/03/23(日) 00:42:44.10 ID:Vvwqp0d+0
男(首にかかった手が僕を絞め殺そうと力を入れられていくのがわかる。爪を痛いぐらい刺しても力が緩む事はなかった)
男(こんなところで殺されたら、生徒会長へ合わす顔がない。僕だって死線を乗り越えられたんだ。一人だって何とかできるはず)
男「『能力者』ならっ……えい!」ゴン
リーマン「あっっっ!? こ、このガキ顔だけじゃなく、股間にまで!」パッ
男(今は奴から逃げなければ。戦う必要はない。ここは逃げ切ってしまえば僕の勝ちだ…本当かな、今日が無事に済んだって明日また同じ目に合わないとは限らない)
男(生徒会長ならこんな時どうする? もちろん、迎撃一択しかない)
男「あ、あいつはどうして僕へ直接攻撃をしてきたんだ。もしかして持ってる『能力』は戦闘向きじゃないんじゃないか!?」
男「じゃあ武器さえ手に入れば『能力』で対抗できなくても……あ、あれ。何だこの道?逃げるのに夢中でおかしなところに入ってるっ」
男「どっちから来たんだっけ…確か左の角を曲がって…えっと」
リーマン「やぁ、見つけたよ。あまり大人に手間をかけさせないでくれ。もう夜も遅いし、私は仕事で疲れてるんだ」
男「うっ!? きょ、距離をはなさなきゃ」
リーマン「おーっと! 知らないのか。そっちは行き止まりなんだぜ」
リーマン「ついでに……この辺りはいま工事であちこちが穴だらけ、歩行者も通れないところが多い」
男「あ、あわ」
リーマン「ここは通勤ルートから外れるんだがね…私の趣味を教えてあげよう、休日は町のあちこちを探検家気分で散歩するんだ」
リーマン「健康的だと思わないかい?テレビゲームとかで遊ぶより誇れる趣味だよ。見習いたまえ」
男「…僕があなたに襲いかかってできた痣なんですよね、それ」
男「いつの話ですか?本当に冗談抜きで覚えなんてないんです。闇討ちなんて物騒な真似した事ない」
リーマン「足掻いても君は言い逃れできないよ。証拠はこの私自身だ。なぜこの痣がついたか、その時の全ての状況を詳しく教えようか!」
男(どうにかして奴の『能力』を会話で暴くことはできないものか。『能力』を出し惜しみしているようには見えない、彼はいま僕を殺すことで頭がいっぱいだ)
男(それでも、冷静さは残したままかもしれないけど。サディストでもない限り、相手は『能力者』なんだ。即効でケリをつける方が安心できると思う。わざわざ声をかけるまでもなく、後ろからドンって)
男「……」
リーマン「鞄、コンビニの前で落としていってしまったようだね。残念だがここにはしっかり武器になりそうな物なんて転がっちゃいないぜ」
男「武器なんて探してる風に見えますか?こんな僕があなたに立ち向かう勇気があるとでも!?」
リーマン「……どれだけ私をコケにしてくれたら気が済むんだい?えぇ?」
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