過去ログ - アナスタシア「魔人偶像高峯のあ」
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11: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/03/26(水) 01:13:45.78 ID:bxEbEGun0
私達が今日来た錯真湯(さくまゆ)温泉郷はウリが多い。豊富な湯量に落ち着いた街並み、変化に富んだ周囲の自然や突飛ともいえる名物の数々、アクセスも容易で、さらに恋愛成就の効果もあるとか。
日常からちょっと離れたいプチ旅行には…おあつらえ向きなのだ。
みく「(一緒なのがのあにゃんってのが引っ掛かるんだけどにゃ)」
みく「見て見て、のあにゃん! 錯真湯名物牛タン串! こういうのが程よくあるのがここの見所でね」
のあ「ええ、色物も多いわね(E:魚の膓重ね蒸し)」
みく「それはホンマあかんって…それを買ってるのあにゃんの方が色物扱いされてたにゃ」
のあ「…食べなさい、みく」グイグイ
みく「あかんって言うたやん…! あ、止めて、ホンマあかんって、いや、あ、あああああ!!!」
みく「…」グッタリ
のあ「…大丈夫?」
みく「…どの口が言うにゃ。あー、口直ししたいにゃあ、…そういえばこの近くに飲み湯があるはずなんだけどにゃ」
???「うぅ、このお湯不味いヨー!」
???「クラリスはドウ? 肌がツヤツヤになっちゃうッテ」
???「…少し、口には合いませんね、お肌のツヤを手にいれるためとはいえ、ちょっと…」
みく「あ、あれって電車で一緒になった人達だにゃ」
???「ンー、あ、あなたも、飲んで、みますか?」
みく「え、あ、いただくにゃ」
???「ちょっと覚悟した方がいいかもよ♪ 本当にまっずいから!」
みく「…」ゴクリ
のあ「(桶持たせる)」
みく「…!?」ムリムリ
のあ「…行きましょう、みく、新たな地平線へ」
???「…桶で浴びるように飲んでますケド」
???「そんなに美味しいカナ?」
???「そ、それじゃあ、アタシたち行くけど」
???「良い週末でありますように」
のあ「ええ、そちらもね」
みく「ふにゃあ…」グッタリ
のあ「旅先で魂を通わせる…いいことだと思わないかしら、みく」
みく「何かのあにゃん、今日テンション高くないかにゃ?」
のあ「…貴女を楽しませようとしていたのだけど」
みく「…色々と言いたいことはあるけど、何でそんなことしようと思ったのにゃ?」
のあ「もちろん、貴女に借りを作るためよ。…ここで楽しませておけば、後々不可能を可能に、有を無にできる。…そうね、謎解きの間、ひたすら秋刀魚を食べるなんてどう? 珍奇なものは人を呼び寄せるわ」
みく「…」
のあ「次は何処へ行きたいの? 満足するまで付き合ってあげる…」ニコッ
みく「白々しいにゃ! そんな話聞いたら楽しむものも楽しめないにゃ! もう日も暮れるしチェックインしちゃお」
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