過去ログ - アナスタシア「魔人偶像高峯のあ」
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19:磯辺あげおいしい[saga]
2014/03/29(土) 01:32:32.20 ID:injrLHd20
アーニャ「ところで、みくはどうして、猫のモノマネをしているのですか…?」

みく「どうしてと言われてもにゃあ…、やっぱり好きだからかにゃ。それにね、アイドルっていうのは誰かに輝きを与えるお仕事だと思うんだ、だから、自分の好きなことで誰かにそうできたら、って。…なーんて、ちょっと恥ずかしいにゃ」

フレデリカ「みくちゃん、途中ちょっと語尾忘れてたでしょー!」

みく「黙っていれば気づかないことを、なぜ言っちゃうのにゃ!」

ケイト「でも、すごく素敵デスネ、その考え方」

アーニャ「ダー、私も、そう思います。とっても可愛いですよ、みく」

みく「にゃー…、照れちゃうにゃ。そういうアーニャちゃんも可愛いよ、ほんと、アイドルになれるくらい」

クラリス「そうですね、初めて会ったとき思わず見とれてしまいましたもの」

フレデリカ「クラリスさんお帰り! フェイフェイちゃんは?」

クラリス「ちょっと弱っていますね、ゆっくり休むよう言っておきました。あとでお見舞いに行きましょう」

みく「大丈夫なのかにゃ?」

クラリス「…ええ、少し湯当たりしたのではないかと、ところでみくさん、私にもお話、聞かせてくれますか?」

……………………


みく「…そんな感じで、ずっとつかまってたんだにゃあ。気がついたら温泉も閉まってて」

のあ「そう」

みく「仕方ないから温泉は明日の朝イチで入るとして…のあにゃんはそこで何やってるのにゃ?」

のあにゃんは天井に張り付いている。

のあ「…私も眠るのだけど」

みく「え…のあにゃん化け物なのに寝る必要あるのかにゃ?」

のあ「…失礼ね、睡眠が不要な生物などいないわ」

みく「…そういえばのあにゃんはどこ行ってたのにゃ? …私におしゃべり押し付けて」

のあ「山の上に、身を灼く原泉があったから…ゆっくり浸かりながら、星空を楽しんできたわ」

みく「(何気に満喫していやがるにゃ!)」

のあ「ああいった場所は瘴気が多いの…だからいい休息地になる…」

みく「その瘴気ってなんなのにゃ?」

のあ「例えるなら…貴女達の、酸素のようなもの。…魔界では眠りを…ほとんど必要としなかった私も、瘴気の薄い此処では…眠りに墜ちやすい…今では、貴女達と変わらない…」トロン

そう言うとのあにゃんは目を閉じた。…酸素と同じ、それってのあにゃんは酸素よりも、食欲をとって地上に来た、ってことになるのか。

みく「…それにしても」

のあにゃんの寝顔なんて…そういえば初めて見たな。相変わらずため息が出るほど美人だ。
ある意味これも、旅行に来なかったら見れなかったのかもな…。

のあ「…そういえば、…原泉に誤って、養殖用魔界マグロを放流してしまったわ…今頃、どこかの温泉に…」

みく「もうこの街の温泉入れないにゃ!!!」



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