過去ログ - 勇者「現れたな、魔女!」魔女(そうだ、勇者を味方に……)
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86:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/27(木) 23:21:13.16 ID:gltttgMB0



87:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/28(金) 06:17:53.89 ID:c94mrIAmo
おつ
なかなか好きだ


88: ◆.nCr.Wy1XQ[sage]
2014/03/28(金) 22:28:56.03 ID:sB2cym8U0
第五次投下は昨日の中断で強制終了となってしまいました。申し訳ございません。
残りは第六次投下として、今日のうちに完結まで投下しちゃいます。
それでははじめます。



89: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:31:12.92 ID:sB2cym8U0
――数日後――

女王は雪の国に亡命、王国は一時的に無政府状態となっていた。

しかしガーゴイルら魔族の好戦派閥は、混乱する人間界に攻め寄せることはできなかった。
以下略



90: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:33:23.94 ID:sB2cym8U0
僧侶「こんなに人間界と共存の道を歩もうとする魔族がいただなんて……」

戦士「へっ、魔族は魔族で、こんなに魔界と共存の道を歩もうとする人間がいたなんて、とか思ってるんじゃねえの」

僧侶「それもそうですね」
以下略



91: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:35:45.32 ID:sB2cym8U0
戦士「どうした勇者。神妙な顔して」

勇者「いや、なんでもない」

戦士「今さらになって魔女を信じられなくなったか?」
以下略



92: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:40:52.02 ID:sB2cym8U0
戦士「あんだけ堅い友情で結ばれてんだ。人間界と魔界の共存は可能だろうよ」

勇者「そうだな」

僧侶「それに魔女さん結構いい人だしね」
以下略



93: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:49:00.88 ID:sB2cym8U0
遊び人「フ……なるほど、そういうことか」

戦士「遊び人よう、魔女の思惑がわかったのか」

遊び人「伊達に賭博で相手の心を読み合っていたわけではない」
以下略



94: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:52:26.64 ID:sB2cym8U0
――王宮――

魔女「――ですから、新王にふさわしいのはあなたしかいないのです」

側近「この私が、ですか」
以下略



95: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:57:36.46 ID:sB2cym8U0
側近「私と姫様の違いなど……」

魔女「違います。あの女は物事を分析する能力はありました。でも、力で解決する以外に答えを見いだせなかった」

魔女「だから、あのようなことになった。しかし側近さん、あなたはこの世が力だけでないことを知っている。だから既に答えが見えているはずです」
以下略



96: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:01:19.40 ID:sB2cym8U0
魔女「あなたしかいないのです! 魔界と人間界の共存を誰よりも長く続けられるのは! ですからどうか――」

側近「重いですね」

魔女「え? 何がですか?」
以下略



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