過去ログ - 勇者「現れたな、魔女!」魔女(そうだ、勇者を味方に……)
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99: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:09:46.57 ID:sB2cym8U0
ガーゴイル「黙れ!」

勇者「俺たち人間界と魔界の連合軍、すげえ強いし魔王もいないから、簡単にここまで来られたよ」

ガーゴイル「黙れと言っている! 人間との共存など、我は認めない! 人間は人間同士で争っていろ! 我は魔族との戦いに忙しいのだ!」
以下略



100: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:13:30.74 ID:sB2cym8U0
――王宮――

姫「これは全てあなたの仕業ですわね、旅人さん?」

魔女「諦めの悪い女ですねえ、姫は」
以下略



101: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:17:27.53 ID:sB2cym8U0
姫「偉そうな口を利きますわ。でもどうやら魔族は、派閥争いで忙しいみたいですわね。あなた達は、魔族同士で殺し合っていれば良いのですよ!」

魔女「……私はそんなことはしない。私の魔法は魔族を倒すためのものじゃない、魔界と人間界の共存を阻む一部の人間を倒すためのものよ!」

姫「ならば妾がお前の敵ですわね!」
以下略



102: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:18:58.70 ID:sB2cym8U0



勇者と魔女は、新たな時代のため、自らの持つ能力を存分に打ち出した。

以下略



103: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:23:51.44 ID:sB2cym8U0
――魔王城――

ガーゴイル「グワッ!」

勇者「一発で終わりか。ま、魔王が倒せるだけの力があるんだもんね、俺には」


104: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:25:21.55 ID:sB2cym8U0
――王宮――

姫「妾は……そもそも戦うことなど……できぬ……、グハッ!」

魔女「楽勝ね。姫さん、その執拗さは評価するわ」


105: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:26:16.12 ID:sB2cym8U0



勇者と魔女は蔓延る元凶を全て滅ぼし、人間界と魔界の架け橋となったのだ。

以下略



106: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:29:04.43 ID:sB2cym8U0
世界に平和が訪れた。

無政府状態であった王国は新王の選定を急ぐが、女王死後も王家が次の王の地位を狙っていた。

しかし王家は女王――姫の件でその信頼を地に落とし、民衆から見放される。
以下略



107: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:32:27.22 ID:sB2cym8U0
――数ヶ月後、玉座の間――

側近改め新王「砂漠の国との関係もだいぶ改善しました。ですが、まだ油断はできません」

僧侶改め新側近「王様、また敬語キャラになってますよ」
以下略



108: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:36:46.20 ID:sB2cym8U0
新王「しかし、砂漠の国においそれと魔族を住まわせるわけにもいきません。全てはバランスが大切なのです」

新側近「王様、敬語」

新王「うむ……」
以下略



109: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:39:43.25 ID:sB2cym8U0
新王「そうだ、魔女はどうしているのでしょ……いるのだ?」

勇者「さあ、わかりません。でも、相変わらず暗躍しているそうで」

新側近「いい人なのに、いつも裏方なんだね魔女さん」
以下略



110: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:46:24.85 ID:sB2cym8U0
――魔王城――

新魔王「う〜ん疲れたよ〜」

魔女「新魔王様、しっかりしてください」
以下略



111: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:49:20.68 ID:sB2cym8U0
魔王「人間界との貿易と国籍に関する資料、か……」

魔女(魔王様が実は生きてて、魔界を統治してるし。これは誰にも言えない秘密だけど)

魔王「魔女よ、貴様は何を楽しそうに微笑んでいる」
以下略



112: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:51:34.23 ID:sB2cym8U0
魔王「ガーゴイルの勝ち誇ったような顔を今でも思い出す。無明な奴らだった」

魔女「魔界を統治し、魔界と人間界の共存関係を長く続けられるのは、魔王様だけですものね」

新魔王「なんで魔王は魔法の草食べなきゃいけないの? 魔王やだ〜!」
以下略



113: ◆.nCr.Wy1XQ[sage]
2014/03/28(金) 23:58:57.70 ID:sB2cym8U0
これにて第六次投下は終了、つまりストーリーは完結です。
何もかもがはじめてだったので緊張しましたが、なんとか完結することができてとても嬉しいです。
それに何より、このssを読んでくださった方の存在が私の大きな励みになりました。
この場で感謝の言葉を述べさせていただきます。

以下略



114:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/28(金) 23:59:31.59 ID:mqTbkOsn0



115:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 21:33:07.63 ID:q5h4uyh00

魔法の草食べてみたい


116:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/29(土) 22:58:33.53 ID:R38+XsX90
おもしろかっ
次回作楽しみ


117:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/30(日) 04:32:53.17 ID:9sfri0Sg0
魔法の草(合法)


118:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/31(月) 13:35:57.40 ID:IP8bkbzSO
譲渡じゃなくて譲歩だろ
残念だ


119:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/04/04(金) 15:20:54.59 ID:eXIvvnaOo
面白かった乙
遊び人だけでもう一本書けそうだなww


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