過去ログ - 勇者「現れたな、魔女!」魔女(そうだ、勇者を味方に……)
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◆.nCr.Wy1XQ
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2014/03/28(金) 22:33:23.94 ID:sB2cym8U0
僧侶「こんなに人間界と共存の道を歩もうとする魔族がいただなんて……」
戦士「へっ、魔族は魔族で、こんなに魔界と共存の道を歩もうとする人間がいたなんて、とか思ってるんじゃねえの」
僧侶「それもそうですね」
以下略
91
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 22:35:45.32 ID:sB2cym8U0
戦士「どうした勇者。神妙な顔して」
勇者「いや、なんでもない」
戦士「今さらになって魔女を信じられなくなったか?」
以下略
92
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 22:40:52.02 ID:sB2cym8U0
戦士「あんだけ堅い友情で結ばれてんだ。人間界と魔界の共存は可能だろうよ」
勇者「そうだな」
僧侶「それに魔女さん結構いい人だしね」
以下略
93
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 22:49:00.88 ID:sB2cym8U0
遊び人「フ……なるほど、そういうことか」
戦士「遊び人よう、魔女の思惑がわかったのか」
遊び人「伊達に賭博で相手の心を読み合っていたわけではない」
以下略
94
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 22:52:26.64 ID:sB2cym8U0
――王宮――
魔女「――ですから、新王にふさわしいのはあなたしかいないのです」
側近「この私が、ですか」
以下略
95
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 22:57:36.46 ID:sB2cym8U0
側近「私と姫様の違いなど……」
魔女「違います。あの女は物事を分析する能力はありました。でも、力で解決する以外に答えを見いだせなかった」
魔女「だから、あのようなことになった。しかし側近さん、あなたはこの世が力だけでないことを知っている。だから既に答えが見えているはずです」
以下略
96
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 23:01:19.40 ID:sB2cym8U0
魔女「あなたしかいないのです! 魔界と人間界の共存を誰よりも長く続けられるのは! ですからどうか――」
側近「重いですね」
魔女「え? 何がですか?」
以下略
97
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 23:02:35.46 ID:sB2cym8U0
側近「わかった。私が――」
「オーホッホッホッホ。あなたがこの国の王に? バカらしいですわ!」
側近「そんな……あなた様は亡命したはずでは」
以下略
98
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 23:05:37.56 ID:sB2cym8U0
――魔王城――
ザコ魔族「ガーゴイル様! 敵がすぐそこまで! ウワー!」
モブ魔族「ザコ? し、死んでる! ウワー!」
以下略
99
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 23:09:46.57 ID:sB2cym8U0
ガーゴイル「黙れ!」
勇者「俺たち人間界と魔界の連合軍、すげえ強いし魔王もいないから、簡単にここまで来られたよ」
ガーゴイル「黙れと言っている! 人間との共存など、我は認めない! 人間は人間同士で争っていろ! 我は魔族との戦いに忙しいのだ!」
以下略
100
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/28(金) 23:13:30.74 ID:sB2cym8U0
――王宮――
姫「これは全てあなたの仕業ですわね、旅人さん?」
魔女「諦めの悪い女ですねえ、姫は」
以下略
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