過去ログ - 勇者「現れたな、魔女!」魔女(そうだ、勇者を味方に……)
1- 20
92: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:40:52.02 ID:sB2cym8U0
戦士「あんだけ堅い友情で結ばれてんだ。人間界と魔界の共存は可能だろうよ」

勇者「そうだな」

僧侶「それに魔女さん結構いい人だしね」
以下略



93: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:49:00.88 ID:sB2cym8U0
遊び人「フ……なるほど、そういうことか」

戦士「遊び人よう、魔女の思惑がわかったのか」

遊び人「伊達に賭博で相手の心を読み合っていたわけではない」
以下略



94: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:52:26.64 ID:sB2cym8U0
――王宮――

魔女「――ですから、新王にふさわしいのはあなたしかいないのです」

側近「この私が、ですか」
以下略



95: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 22:57:36.46 ID:sB2cym8U0
側近「私と姫様の違いなど……」

魔女「違います。あの女は物事を分析する能力はありました。でも、力で解決する以外に答えを見いだせなかった」

魔女「だから、あのようなことになった。しかし側近さん、あなたはこの世が力だけでないことを知っている。だから既に答えが見えているはずです」
以下略



96: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:01:19.40 ID:sB2cym8U0
魔女「あなたしかいないのです! 魔界と人間界の共存を誰よりも長く続けられるのは! ですからどうか――」

側近「重いですね」

魔女「え? 何がですか?」
以下略



97: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:02:35.46 ID:sB2cym8U0
側近「わかった。私が――」

「オーホッホッホッホ。あなたがこの国の王に? バカらしいですわ!」

側近「そんな……あなた様は亡命したはずでは」
以下略



98: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:05:37.56 ID:sB2cym8U0
――魔王城――

ザコ魔族「ガーゴイル様! 敵がすぐそこまで! ウワー!」

モブ魔族「ザコ? し、死んでる! ウワー!」
以下略



99: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:09:46.57 ID:sB2cym8U0
ガーゴイル「黙れ!」

勇者「俺たち人間界と魔界の連合軍、すげえ強いし魔王もいないから、簡単にここまで来られたよ」

ガーゴイル「黙れと言っている! 人間との共存など、我は認めない! 人間は人間同士で争っていろ! 我は魔族との戦いに忙しいのだ!」
以下略



100: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:13:30.74 ID:sB2cym8U0
――王宮――

姫「これは全てあなたの仕業ですわね、旅人さん?」

魔女「諦めの悪い女ですねえ、姫は」
以下略



101: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:17:27.53 ID:sB2cym8U0
姫「偉そうな口を利きますわ。でもどうやら魔族は、派閥争いで忙しいみたいですわね。あなた達は、魔族同士で殺し合っていれば良いのですよ!」

魔女「……私はそんなことはしない。私の魔法は魔族を倒すためのものじゃない、魔界と人間界の共存を阻む一部の人間を倒すためのものよ!」

姫「ならば妾がお前の敵ですわね!」
以下略



102: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/03/28(金) 23:18:58.70 ID:sB2cym8U0



勇者と魔女は、新たな時代のため、自らの持つ能力を存分に打ち出した。

以下略



119Res/57.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice