過去ログ - みく「みくの中の女」
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13: ◆ng2Oz8aFCM[saga]
2014/03/25(火) 22:52:49.95 ID:7dJgv5JR0
P「みくは大丈夫ですか!?」

あわてた顔で、Pチャンは勢いよく入ってきた。
外は肌寒いというのに、額には玉のような汗がうかんでいる。よほど急いで来たらしい。

みく「ごめんねPチャン、忙しいのに……」

P「そんなこと気にしなくていいさ。それより、大丈夫か?」

みく「だいじょうぶにゃー」

足は大丈夫だった。それよりも痛いのは、心。
Pチャンが目の前にいて、みくのことを思ってくれているという喜びと申し訳なさが、みくの心の中で渦巻いていた。
相反する二つの感情はみくを静かに掻き乱す。


P「そうか、それはよかった。では、すみませんが今日は失礼しますね」

トレーナー「ええ、お大事になさってくださいね」

歩きづらいだろうから、とPチャンはみくをおんぶしてくれた。少し恥ずかしい。
広い背中に手をかけると、Pチャンはゆっくりと立ち上がった。いつもと違って高い視界。

体を預けると、Pチャンの匂いがみくの鼻腔をくすぐった。


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