27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:05:09.11 ID:NrmcVnPo0
「じゃあ、行ってくるから。鍵は持ってるよな?」
「持ってます」
鍵をポケットから取り出して示しながら、肇は俺に微笑みかけた。
大事なものなのに落としたらどうするんだとか、そういう事は言わなかった。
肌身離さず持ち歩いているのは、きっと大事なものだからこそなんだ。
「また後で。仕事中はいつも通りに頼むよ」
「わかってます。行ってらっしゃい、プロデューサー」
「………行ってきます」
肇の下顎に優しく触れて、そっと顔を引き寄せる。
肇はただ瞳を閉じてそれに応じた。触れるか触れないか、その位の軽いキスを交わす。
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