34:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:19:04.93 ID:NrmcVnPo0
それでも肇を思っているという自負はあった。
このままでいいわけがない事も理解している。
肇を俺から解き放つって事を考えたことは勿論ある。
…だけど、俺の下から肇が去っていくという事を夢想するたび、経験したことのない悪寒に見舞われる。
俺が肇の事、好きだから。 …俺の物だから捨てたくないのか。
判別は付けられなかった。俺の知らない感情だった。
よくある話なのかもしれない。
俺達は恋に恋して、誰かを愛する自分に酔っているだけなのか。
その根底にあるのは、自身が危ぶまれたときに相手を顧みず捨てられるか。結局、誰が一番可愛いのかという感情。
自分と、自分の為の相手と、天秤の対として比べるに値しないのか。
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