47:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:43:34.21 ID:NrmcVnPo0
>>45 俺だよ俺俺
48:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:44:56.41 ID:NrmcVnPo0
「なんですか…?」
肇は変わらずそっぽを向いたまま、俺の話題提議に疑問を奏した。
49:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:46:51.84 ID:NrmcVnPo0
「………」
「………何か言ってくれよ、肇」
50:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:48:43.87 ID:NrmcVnPo0
人通りの少ない路地を縫うように進む。
思考の海に没した肇を表している様だった。それに、肇に時間を与えたかった。
51:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:52:06.87 ID:NrmcVnPo0
「私は、ですね」
ちょうど赤信号に捕まった時、肇が不意に口を開いた。まるできっかけを謀っていたみたいだった。
52:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:53:54.77 ID:NrmcVnPo0
長い時間を要した割には、随分と単純な返答を賜った。
俺は一瞬背中を冷たいものが流れた。それは、先日俺が思考したものの一端である様に思ったからだ。
53:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:55:36.54 ID:NrmcVnPo0
何か言おうと思ったが、何も言葉が見つからなかった。肇は俺の事を見抜いていた。
54:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:57:19.18 ID:NrmcVnPo0
「それに、どういう形であれ求められると言うのは悪い気がしませんから」
いつの間にか俺を見つめていた肇は、そう言って微笑んだ。
55:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 20:58:12.67 ID:NrmcVnPo0
終わり。コメント等ありがとうございました!
56:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/26(水) 20:59:06.36 ID:+SYvPOo90
乙
57:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/26(水) 21:02:41.11 ID:v2opCe7Co
藤原肇(16)
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