過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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826: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/05/28(水) 06:31:17.94 ID:JhQRqii5o

京子「どれだけ振り込まなくても勝負に行っても…点数にならなければ意味がありません」

京子「点数が高い人が勝つのが麻雀である以上、私は弱いんです」

京子「どれだけ上手だと言って貰えても…ベテランだと言って貰えても…私が弱いという事実に変わりはありません」

京子「そして…永水女子にとって私が足手まといだという事もまた」

京子「……このままでは私の所為で永水女子は負けてしまうでしょう」

煌「須賀さん…」

京子「…ふふ、だけど、このまま終わるつもりはないですけどね」

煌「え?」

京子「インターハイまでには必ず強くなってみせますから」

…それは勿論、強がりだ。
俺が弱いのは単純に自分自身の運に依るものなのだから。
それを鍛える方法が上手くいっていない以上、そんな自信満々に言えるはずがない。
少なくとも【須賀京太郎】なら、そんな事は決して言えなかっただろう。

京子「さっき花田さんが鶴田さんの不調を伝えてくれたお返しです」クスッ

京子「尤も…私の場合はわざわざ教えなくてもバレていたと思いますけれど」

煌「…そんな事はないですよ」

京子「ふふ、ありがとうございます」

花田さんのその言葉が一体、何を否定しようとしたものなのかは分からかった。
しかし、彼女のそれが優しさから出たものであるという事に疑う余地はない。
その表情は俺に優しく言い聞かせるようなものだったのだから。
ならば、俺がここで言うべきはやっぱりお礼なのだろう。



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