過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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880: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/05/29(木) 00:53:03.15 ID:zrpRd5oYo

京子「…だから、私、明日、待っていますからね」

姫子「え?」

京子「これから鶴田さんが何を考えて…何を答えにしたとしても…私は明日のこの時間、練習場で待っていますから」

京子「一雀士としての鶴田姫子さんと打てるのを楽しみにしながら、皆と一緒に準備して待っています」

姫子「須賀さん…」

京子「私、デートの約束を自分からするなんて初めてなんですからね?当日になってドタキャンなんて嫌ですよ?」

姫子「…うん」

ま、デートって言葉は不適切だが、鶴田さんとの対局を楽しみにしているのは事実だ。
今でさえ彼女は凄い雀士だと言うのに、スランプから完全に脱したらどうなるのか。
勿論、俺の周りにはインターハイクラスの凄腕がゴロゴロしているが、どれだけ強くなるのか興味は惹かれる。
どう足掻いても負けるだろうけれども、しかし、今からでも本気の鶴田さんを打てるのが楽しみで仕方がなかった。

京子「(ま、こうして改めて約束をした訳だし…)」

コレ以上、俺から何か言う事はない。
こうしている間も小蒔さん達は俺を探してくれているんだから、早く皆と合流するべきだろう。
鶴田さんと別れるのは寂しいが、けれど、合宿は明日からもまだまだ続く訳だし、これから幾らでも話す機会はある。
少なくとも、今回はそのとっかかりを得られた事を喜ぶべきだ。

姫子「…それじゃ須賀さん、また後で」

京子「えぇ。また後で」

そう言って俺とは逆方向へと歩き出す鶴田さん。
一人になりたい、と言ったのは決して嘘ではないのだろう。
まぁ、本人が大丈夫だと言っているし、あんまり心配しすぎるのも失礼な話だ。
俺も俺で皆のところに早く戻ろう。


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