過去ログ - 千早「笑顔の思い出」
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107:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:12:45.31 ID:JNTyPC270

時間も時間だから、私たちは近くのスーパーで出来合いのものを買うことにした。

春香は「良かったら私が作ろうか?」と提案してくれたけど、今日は春香の時間を作るために来て貰ったのだから、それだと本末転倒。

私が作ろうとも思ったものの、以前春香に手料理を振舞った際、お米を洗剤で研ぐという大失敗があった。

それらを考えると、素直に買ってきた方が良いという結論に至った。

適当な惣菜と真美と亜美が選んだお菓子を山ほど購入したその帰路。

「はるるん、ちゃんと勉強してるかな?」

真美が私を見上げながら訊いてきた。

「そうね。もししてなかったら、少しお仕置きが必要かもしれないわね」

私がそう冷静に返すと、亜美がぎょっとした目で私の方を向く。

「ち、千早お姉ちゃん、絶対に律っちゃんみたいになっちゃダメだかんね!」

「律子?」

「うん。なんだか千早お姉ちゃんに鬼軍曹の片鱗が見えたよ」

「ふふっ。じゃあ律子にはもう少し亜美に厳しくしてほしいって言っておくわね」

「うあうあ〜、そ、それだけはご勘弁を〜」

冗談交じりに言ったのだけど、亜美には効果覿面だった。




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