過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
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25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/31(月) 21:40:45.66 ID:Z45d4NLa0
上条「…おい、お前なんか顔赤いぞ」

御坂の身体がさっきからフラフラと揺れ、足元がおぼつかない。

御坂「え…はぇ…あ…」

そしてよくわからない言葉をつぶやいた後、ばったりとその場に倒れこんだ。

上条「オイオイオイオイ!大丈夫か……酷い熱じゃねーかよこのバカ!!」

御坂「えへへ…すいませ……」

上条「おい、しっかりしろ!おい!」

上条は、荒い呼吸を繰り返して苦しそうに呻いている御坂を担ぐと、来た道を全速力で走って戻り始めた。

上条(俺、なにやってんだ?こんな、会って何時間の女の子なんて背負って…)




意識が曖昧な御坂に教えられた通りの道を10分程走ると、少し小さめのホテルが見えてきた。
生徒らしき人影も何人か入り口に見える。

上条「っ!オイ!そこの女!!」

女生徒1「え、う、ウチ!?」

女生徒2「うわ、何か走って来てるんですけど何あれ」

ガラス製の扉を蹴破り、ホテルに入る。
少し化粧がキツめの女生徒が2人、おどおどと上条に話しかけた。

上条「…はぁ、はぁ。」

女生徒1「えーっと、大丈夫?的な」

女生徒2「何か担いで……げっ、御坂じゃん」

露骨に引いたような顔をしたのが一瞬上条の目に映ったが、今は気にしなかった。

上条「…ち、丁度よかった知り合いか。コイツちょっと熱が」


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