過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
1- 20
36: ◆okTopQriqp.Y[sage]
2014/04/02(水) 00:09:52.50 ID:GC5xpvRP0
「そこ、誰かいるの?」

上条「へ?あ、はい…」

不意に、ロビーに響いた声に驚いた上条がソファの陰から顔を覗かせると、ショートヘアの少女が立っている。
そして、その少女とその右手に付いた異様なそれには見覚えがあった。それもごく最近。

上条「…あっ!TVの!!」

しお「あちゃー…もうそこまで有名になってたかー…」

修学旅行中に、E遺伝子が覚醒して台湾を救ってみせたという、今やインターネットの検索数1位に輝く話題の少女。小椋しおその人である。


上条「小椋しお…さん?」

しお「あ、ははははい、よよよろしくお願いします…」

上条「…」

あたふたと右手の機関銃のような銃器を振り回すその反応が、人付き合い初心者とでも言うべき感じである。
つけ込むべき弱点を見つけた上条が先に動く。

上条「……これは一体どういう事か、説明してくれるんだよな?」

しお「」

上条が家の都合で鍛えられたスキルの一つ、”人の良さそうな愛想笑い”につい騙されていたしおの血の気が一気に引いた。

笑顔一転、肉食獣のような鋭い眼光が全身を縛り付けられる錯覚を見せたのだ。

しお「う、あ、これはですね私達の不注意といいますか…」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
182Res/104.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice