6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/31(月) 22:13:50.48 ID:AHw1+XRa0
「はあ…なんなんだろう、これ」
夜、ベッドの上で、佐天は改めて身体検査の結果を読み直した。
『精神感応系 LEVEL1』
「えーと…低位の能力者には珍しいことではあるが、類を見ない能力であるため能力名をつけることとする、か」
確かに、佐天の知っている範囲でも超電磁砲(レールガン)や心理掌握(メンタルアウト)など高位の能力者は能力名を持っている。
それに対し、知り合いの強能力者(レベル3)の先輩は個別の能力名を持っていないことから、一般的には基本は超能力者(レベル5)や一部の大能力者(レベル4)のみにつけられるものだと認識している。
しかし例外として、珍しい能力――例えば知り合いの知り合い、ツンツン頭の高校生の能力は無能力者(レベル0)にも関わらず発現したときに命名されている。
(ま、あたしのも珍しい能力なんだろうけど…さ)
もう一度、書かれた文字と説明を見直すが、見たまんまである。
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