421:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[aga]
2014/11/20(木) 05:39:13.47 ID:/1DGTN8Ao
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〜1日目〜
春香『まさか・・・本当にこんなところにいるわけないよね・・・』
422:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 05:47:30.91 ID:E+6PISRxO
P?「いいか・・・さっきも言ったがやよいと春香はこの世界の対にあたる世界である『裏側』に閉じ込められている」
P「・・・」
P?「・・・だが対と言っても俺達も同じように5億年を経験する必要はない、精神が閉鎖されているのはあくまで『裏側』だけだからな」
423:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 05:51:55.73 ID:i1gU7Mv8o
P?「貴音(金)は5億年かけて得られる膨大なデータを・・・この世界と向こうの世界、延いてはこのゲームの外の世界をもひっくり返すような英知に到達するだろうと踏んでいる」
貴音「・・・その英知を使って・・・」
P?「そう、はっきり言うとこの世界を掌握しようとしているわけだ・・・」
424:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 06:05:40.81 ID:E+6PISRxO
P?「俺達は確かに単にゲームのキャラクターに過ぎない・・・しかしこうやってこの世界では自我を持って活動できている」
貴音「でもこの自我は・・・」
P?「確かに・・・本当の意味での自我とは異なるだろうな、この世界が作られたものである以上はこの『自我』に見えるものも実は台本の一部なのかもしれない」
425:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 06:11:06.41 ID:i1gU7Mv8o
P?「・・・ならばこの『自我』をもって新しいものを『創る』ことだってできるはすだ」
貴音「しかし・・・そんな確実性のないものを・・・」
P?「賭けたんだよ」
426:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 06:17:54.35 ID:E+6PISRxO
P「確かに5億年もの長期間、もし考えるためだけに費やすことができれば・・・それこそ何かしらの成果を得られると考える方が自然だろう」
貴音「・・・」
P「おそらく相当汎用性の高いものが・・・ならそこから目的達成のための方法を模索しても遅くはない」
427:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 06:22:43.60 ID:i1gU7Mv8o
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〜やよいサイド・1年目〜
やよい『・・・うぅー』ポロポロ
428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/20(木) 06:35:14.33 ID:E+6PISRxO
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〜やよいサイド・30年目〜
やよい『・・・・・・あのボタンさえ無ければ・・・』ギリッ
429:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/20(木) 06:39:51.71 ID:i1gU7Mv8o
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〜やよいサイド・2万6500年目〜
やよい『あいたっ!』ステーン
430:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 06:56:12.40 ID:E+6PISRxO
貴音(金)「・・・それはつまり言い換えればこのやよいは『普通』の状態ではないということ・・・」
P「・・・」
貴音(金)「高々3万年では・・・この時点の春香のような情報のアウトプットができない状態が『普通』です」
431:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/18(木) 15:35:47.03 ID:EZjb7AoP0
面白い。待ってるよ
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