過去ログ - モバP「杏のために飴はある」
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20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/02(水) 19:44:27.17 ID:xubQhQ8d0
P「偉い人は言いました。アイドルとは獅子であれ」

愛梨「? どうしたんですか?」

P「昔聞いた話です。と言ってもアイドルに限った話ではありませんけど。しかも獅子でも何でもいいです」

かな子「もう、何でもいいんじゃないんですかそれ?」

P「えっとですね。アイドルはライオンです。仕事と言う名の肉を貪欲に求めています。しかし、肉の数は限られてますし皆が皆、ご飯にありつこうと必死です。ですから、ライオンたちは普段から肉を逃がさないよう自分の牙を研いでいます。牙と言うのはアイドルとしての魅力、自分のアピールポイントです」

愛梨「牙を研ぐは、レッスンのことを言うんですか?」

P「それもありますが、自分のことを知る。自分自身を信じることも含まれます。例えば、双葉さんはとても鋭利な牙を持っています。それに普段からその牙を研ぎ、生活の中に組み込んでいます………ただニートニート言ってるだけですけど、それでもそれが彼女のキャラクターなのです。ですけど彼女は特異な存在です。誰よりも鋭利牙を持っていながら、肉に食らいつこうとしない。彼女はライオンのくせにベジタリアンなんですよ」

かな子「ですけどお肉、仕事はきっちりこなしますよ」

P「そうです。ベジタリアンと言っても彼女は肉を食べないわけじゃない。いわば雑食。ちょっと言い方が変かもしれませんけど。雑食だからこそ双葉さんはどんなものにでも対応でき、あんなサボりがちでもこのアイドル業界で生き残ってる。僕は彼女と接してきてそう思いました」

かな子「よくわかりません。つまり杏ちゃんはアイドルとしての必要なものを持ってるってことですか」

P「双葉さんは今でもニートキャラとして売り出しています。アイドルになって仕事をしなくちゃならない立場になっても、その姿勢を崩そうとしないのは芯がしっかりしてるといってもいいと思えてきたんですよ」

かな子「やっぱり、杏ちゃんはすごいんだ」


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