過去ログ - 早坂美玲「アイドルサバイバルin仮想現実」
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30: ◆E.Qec4bXLs[saga]
2014/04/04(金) 01:23:20.57 ID:4F+BeHei0


__?___・・・___。___!___




のあ(ボット)「......!...」


走らせた「耳」がこの近くから何かの声をキャッチした


ゲーム開始からまだ30分と経っていないにもかかわらず既に接触を始めた者がほかにもいるのだ


その耳が拾う音に集中する




「あの、扉、開きません...それに能力も使えなくなってるみたいです......」


「あらら・・・あたしの尻尾もなんか三本しか出せなくなってるし。どゆこと?」


「能力、確かに発動しませんね?どうしたんでしょう・・・う〜ん」


「なんだか...眠くなって、きました...」


「あぅう...私たちボットなのに...このままじゃ、役割を果たせません、どうしよう...もしかして...わ、私のせい?」


「まあまあ、待ってればそのうち開くって」


どうやら一箇所に集まっているようだがその会話の意図するところが読み取れない

能力が発動しない、それに閉じ込められている・・・?



のあ(ボット)「これは、知っておくべきことね」



その耳のいる場所に他の眼球を移動させるよう支持を飛ばす

自分の一部であるそれらは一糸乱れぬ動きでその命令に従った

耳のいる方向にひょろひょろと肌色の虫もどきが集まっていく

視覚を共有しているのあにもその映像が見え始めた


のあ(ボット)「(家?...それにしては...あまりにも朽ち果てている...どうゆうこと?)」


視界に映る建物はまるで何年も放置されていたかのようにそこらじゅうにヒビが入り、窓も割れていた

眼球が視界に捉えたその、廃墟というべき建物に近づいていく


遠く離れたところからの眺めが徐々に距離を詰める

建物の窓から中が覗けそうだ

もう少し、もう少し



ザザッ・・・!
ッザザザザザ!



のあ(ボット)「(......?何かしら...映像に乱れが......)」


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