過去ログ - 早坂美玲「アイドルサバイバルin仮想現実」
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53: ◆E.Qec4bXLs[saga]
2014/04/06(日) 00:43:10.82 ID:ffNJVArm0


踵のナイフが届く前に美玲の爪が

いや、爪の先に貼り付いた氷柱がアナスタシアに命中していた

足より短かった分、至近距離では腕に分があったようだ


いたくない、いたくない、何も感じない


アナスタシア(ボット)「(...大体分かりました)」


氷柱が腹から滑り落ちる、地面に叩きつけられて三つに割れた

美玲は腕を蹴り下ろされて地面に倒れている


アナスタシア(ボット)「(爪は氷をただ破壊したわけでなく......おそらく食い込んだところから氷を分解して、爪の”パーツ”にした...)」


そしてそれが通用するのが物体だけだったのだ、体にめり込んでもそれは分解できないから無害だった

アナスタシア(ボット)「(爪自体は本当にただの飾り、だから能力がその強度を補って......)」


ベギギ、ボゴッ


美玲「ぐるるる・・・手が重いい!!」


アナスタシア(ボット)「......アー...」



美玲が立ち上がろうとする

手袋は工場の床に埋まっていた、さっきの踵落としのせいで

それを引きぬこうとしていた


ボゴゴゴ、バギン、ギギギギ


コンクリらしき床に亀裂が広がる


もちろん14歳の腕力で砕けようとしているのではない

美玲の手袋の能力が発動しているのだ

コンクリを剥がして、爪を強化するパーツの形にしている

アナスタシアの左手の氷で作った氷の爪のように


美玲「んがああ!!」




亀裂が弾け、床がえぐり取られる



えぐり取られた部分は小さな少女の両手に凝縮されていた




アナスタシア(ボット)「...強そう......ですね?」



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