過去ログ - 妹友「わたし、ずっとお兄ちゃんが欲しかったんです」
1- 20
41: ◆pzhoDliIjr1A[saga]
2014/04/09(水) 12:25:26.45 ID:OaDedUEo0
玄関を飛び出すとすぐに、俺は駆け足で校舎まで急いだ。
その途中で何人もの生徒を追い越したが、その中に妹の姿はなかった。
俺が昇降口までたどり着いたときには、妹はもうすでに教室に入っていたんだろう。

男(これは、やっかいなことになった……)

スニーカーからスリッパに履き替えながら、俺は今後の未来を案じた。
つまり、カバンの中に入っている妹の弁当の処置についてのことだ。

今の俺に残された道は二つだ。
わざわざ妹の教室に届けに行くか、妹が俺の教室まで取りに来るか、だ。
理想としては後者なんだが――

男(今朝の様子じゃ、ちょっとなあ……)

俺はため息をつきながら、廊下にたまっている生徒の群れに混じっていった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
51Res/21.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice