過去ログ - 【ガルパン】華「わたくしは、母になるのですから」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/04/04(金) 19:44:02.50 ID:hsDRnNB2o
華「さて、いよいよ決勝です」
華「向かい合って立つ、河嶋先輩とわたくし」
華「ほかの皆さんが二人を取り囲んで、戦いを見守りました」
華「その雰囲気は、準決勝と同じです。誰もが河嶋先輩の勝利を期待していました」
華「あのかたはそれまでに、あんこうのメンバーを二人も撃破している」
華「まるで、サンダース大付属やプラウダを倒した我が校のようでした」
華「決勝で対戦するわたくしはさしずめ、黒森峰ということになるのでしょう」
華「周囲は大洗であるあのかたを応援し、河嶋先輩コールまで起こっていました」
華「あのかたがあれほど期待された瞬間を、今まで見たことがありません」
華「たびたびサッカーの話をして恐縮ですけど、わたくしにとっては、完全アウェー状態」
華「しかしもちろん、こちらも負けるつもりなどありません」
華「河嶋先輩が、麻子さんと対戦した時と同じく、こう言いました」
華「“西住の看病をしてやるのは、この私なんだ”」
華「“五十鈴、貴様は誰もが認める名砲手だ。しかし今、敗者の恥辱にまみれることになる”」
華「“グロリアーナとの親善試合以来だな。気の毒だったな”」
華「それに対してこちらは、こう言い返してさしあげました」
華「“河嶋先輩。わたくしは後輩として、礼を失することのない勝負をしようと思います”」
華「“でも先輩はこれまで、接射の距離ですら、相手戦車へ一発も命中させていません”」
華「“そんなかたが、このわたくしに勝てるとでもお考えなのですか?”」
華「これを聞いて、周りからどよめきが起こりました」
華「皆さんは、そこまで言うか、と思ったのでしょう」
華「どよめきが静まった一瞬の後。湧き起こったのは、以前にも増して熱烈な河嶋先輩コール」
華「“河嶋先輩、頑張ってー!”“撃破ですよ撃破!”“かっわっしま! かっわっしま!”」
華「少し離れた場所に、ほかの必修選択科目の生徒たちが、何人かいました」
華「戦車道は一体何をやっているんだ、と思ったでしょうね」
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