過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2014/04/20(日) 03:05:31.89 ID:1xCgjEV00
神崎蘭子。
名前からして中二感漂うその少女は、まさしく現在進行形で中学二年生であった。
そういった意味で言うと、これがホントの中二病なのだろうか。
手元にあるプロフィールから目を離し、ちひろさんの横に座った彼女に目を向ける。
すると彼女は、俺と凛を交互に伏し目がちにキョロキョロと見ていた。
そして俺と目が合うと、取り繕うかのように佇まいを直す。
蘭子「ククク、我が禁断の書物、しかと目にするがいい……(プロフィール見られるの、は、恥ずかしいです)」
八幡「あー、うん。はい」
俺がテキトーに相づちを打っていると、隣の凛にくいくいと袖を引かれる。
見ると、凛は顔を寄せて耳打ちするように聞いてきた。近い、近いから。
凛「プロデューサー、さっきから頷いてるみたいだけど、あの子が言ってる事分かるの?」
何を聞いてくるかと思えば、そんな事か。
愚問だな。バカめと言ってさしあげますわ。
八幡「いや全然分からん」
凛「分かんないんだ!?」
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